来る2013年2月16日、午前10時より、環白神エコツーリズム推進協議会主催フォーラム「環白神地域フォーラム」を開催いたします。
世界自然遺産「白神山地」は、世界遺産登録から今年で20 年を迎えます。この間、地域の様々な主体(住民の方々、事業者や団体、研究機関、行政機関など)によって、白神山地を活かした観光地域づくりが進められてきました。
今後、更に取組を前進させ、白神山地の価値を守りながら活用し、未来へ継承していくためには、改めて白神山地の「価値」や「守るべきもの」は何かを一人一人が考え、多様な地域関係者が連携し合い「環白神」地域として一体的に取り組んでいくことが大切になっていくでしょう(=環白神エコツーリズム)。
そこで、本フォーラムでは、白神山地の価値を活かして日ごろ活動されている方々から取組をご紹介いただきながら、皆さんと共に、白神山地のこれからを考えたいと思います。
※なお、同日、同会場(午後)にて、青森県主催による「白神山地世界遺産登録20周年キックオフ フォーラム」が開催されます。詳しくはこちらへ。
お申し込み・お問い合わせ先
ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(3階プレミアホール)
〒036-8004 弘前市大町1-1-2
TEL:0172-37-0700
パンフレット裏面のお申し込み用紙で、下記までお申し込み下さい。
環白神エコツーリズム推進協議会事務局(秋田県藤里町商工観光課内)
担当:小山
〒018-3201 秋田県山本郡藤里町藤琴藤琴8
FAX:0185-79-2116
Eメール:y.koyama@town.fujisato.lg.jp
電話:0185-79-2115
応募総数168作品、大人から子供まで、日本全国及び海外からもご応募をいただきました。
審査は、環白神エコツーリズム推進協議会の会員、及び外部審査員として以下の2名の有識者にご参画をいただきました。
質の高い魅力的な作品が数多く集まりましたので、審査も大変難しいものとなりました。惜しくも選定されなかった作品の中にも、大変素晴らしい作品が数多くありました。
ご応募いただいた全168作品の中から、厳正な審査の結果、
の作品が選定されました。おめでとうございます!!
白神山地の「白」の一字を図案化したロゴマークとして作成しました。山や森の緑の恵み・海や川の水の恵み・太陽の恵みをそれぞれ緑・青・黄の勢いある曲線で表し、白神山地の豊かな自然を表現しています。中心にある笑顔は環白神地域で暮らす人々の笑顔であり、エコツーリズムの活動による地域の活性化と明るい未来の象徴でもあります。楽しみながら活動に参加して欲しいという願いを込めて、シンプルで親しみやすく、見る人の気持ちが明るくなるようなロゴマークを目指しました。
Shirakamiの頭文字「S」と、無限(∞)をモチーフとして、白神山地を象徴する「ブナの葉」をダイナミックに図案化。
「S」の文字を無限(∞)の形に結ぶループ(環)は、環白神地域固有の魅力を観光客に伝えていくことにより、その価値や大切さが理解され、地域保全につながっていくエコツーリズムの基本概念を表すとともに、白神山地の遺産価値が、限りなく未来へ継承されていく姿を象徴。
マークの基本彩色(緑色・青色)は、環白神地域の豊かな水と緑を象徴。上部中央の黄金色の円形は、太陽を象徴するとともに、「S」の文字の下半分を両腕に見立てた人の姿を表現しており、白神山地の遺産を大切に守り育んでいくゆるぎない姿勢を象徴。
環白神エコツーリズムの中から「白」の文字を図案化して作製しました。
クマゲラがたてる音を聞きながら、ブナの森を散策する親しみやすいマークです。
(株式会社電通 ビジネス・クリエーション局コンサルティング室戦略コンサルティング部 シニア・コンサルタント)
広く海外や日本国中から168作品も応募があり、さすが世界遺産の白神だと思いました。作品のクオリティも高く、イラストレーターで作られた方も多く、プロの方、プロ級の方の参加もたくさん見受けられました。
私は、個人的な意見はできるだけ言わず、評価基準等を提示し、意見が整理しやすいようアドバイスを申し上げた次第です。
審査員の方々の鋭い多様な側面からの活発な意見交換から、素晴らしいい作品が3点選ばれたと思います。
趣意書の思いの「豊かな恵み」「観光振興・地域振興に活用しやすい」「連携・一体感」が感じられる作品です。
視認性が良く、思いも理解されやすく、シンプルで再現性の機能が高いと思いました。
下の文字ロゴは、シンプルなものも開発し、使い勝手の良いものに改善されたら良いかと思います。
趣意書の思いの「豊かな恵み」、無限をモチーフにした「未来への継承」「連携・一体感」を表したループがそれぞれ感じられます。
視認性が高く、デザインの意味が理解されやすく、簡潔なデザインが高評価を得ました。
キャラクター性が強く、親しみイメージが感じられ、趣意書の思いの「観光振興・地域振興に活用しやすい」作品です。
印象に残りやすい、形がそのままエコツーリズムなどの点で高評価を得ました。
(弘前大学 農学生命科学部地球環境工学科 教授)
多くの完成度の高い作品が多く、選考に苦労する会であった。
地域の枠を超えて、連携して新しい観光の新時代をイメージしやすい、かつ親しみをもたれるロゴとして104番の作品は、秀でていたと思われる。他の作品も和、輪というイメージを持っていて、今回の選考趣旨に適合している。
多くの方から親しみをもたれ、かつ環のイメージと白神のもつ豊かな自然(水や緑など)を分かりやすく表現している良い作品と思われる。
明るい笑顔は、ここで暮らす人々の笑顔という説明も良い。
縮小したときの利用性も高いと判断される。
白神山地のイメージを色で表していること、さらに繋がり(環)もうまく、コンパクトに表現されている良さが伺える。
愛苦しいかわいらしさやツーリズムのシンボルの杖が、好印象をもたれる作品と思う。
白神山地の白のイメージも隠された味わいも伺える。
ロゴの今後の運用方法につきましては、次年度に詳細な運用ルールを確定するまで、暫定的に、下記のような媒体等で使用いたします。
今後とも、環白神エコツーリズムへご関心を寄せていただければ幸いです。
]]>